新車で平台トラックを購入した場合、将来的には乗り換えにより買取り会社に売却を繰り返しているような方であれば、新車時に作業をしておくと後に役立つ方法があります。平台の場合は荷室部分の床は金属製になり、煽り部分も金属製が一般的です。荷物の積み下ろしを繰り返してく中で、傷や錆が出てしまうことは多く、10年も経過すると塗装の剥離も目立つ様になります。この問題は、新車時に荷室の床面と煽り部分の全てに対してプロテクションシートを貼り付けておく方法が効果的です。
床面に関してはクッションフロアを敷き詰める方法もあり、大型車ではない限り資金も大きく掛かることはありません。プロテクションシートは透明なフィルムで作られており、その名の通りに汚れや傷からガードすることができるので、錆びによる腐食を起こしてしまうリスクを大きく減らすことが可能になります。クッションフロアを利用する場合、専用の両面テープがホームセンターで販売をしているので、接着剤を使うのではなく簡単に剥がせるように両面テープでの施工が推奨できます。プロテクションシートもクッションフロアも通販サイトから購入することができるので、実店舗から購入するよりもリーズナブルな価格で購入できるメリットがあります。
トラックの買取りのタイミングが来た際には、全てを剥がしておくことで新車時に近い状態にすることができ、何も施していない場合と比較をしてもトラックの買取り時には高額査定を期待することができます。年数の経過によってシートを剥がす際に固着しているようであれば、ドライヤーやヒートガンで温めながら剥がす作業を行うと簡単に剥がせます。